大分川花火-花火撮影ガイド

撮影ガイド
大分合同新聞花火大会 大分会場2012年より

打ち上げ情報

開催日:例年8月上旬日曜
(2022年は大分合同新聞スマイル花火プロジェクトとして8月6、7日の20時より市内数か所で縮小開催予定)

開始時間:20時より約1時間
打ち上げ数量:6500~12000発(過去実績・年度により異なる)
主催者:大分合同新聞イベント事業部

概要

河川敷を利用した音楽付きワイド構成。ワイドだけではなく型物や和火、大玉(恐らく6~7号)の単発打ちもあり迫力もある。県都の開催であるので大分の花火撮影ならここは押さえておきたい。
打ち上げ規模はこの会場と津久見が県下最大規模ではなかろうか?
夏場の開催で湿度が高いため煙ることがあり、風が無い場合は煙が停滞して見づらくなってしまう事もある。
人気のある会場のためセンターを陣取りたい場合は早朝から場所取りする必要あり。しかし広い河川敷なのでセンター付近であれば夕方頃でも場所が取れるだけの余裕はある。
駐車場も16時に入るつもりで行動すれば問題なく停めることは出来るので余裕を持って会場に赴きたい。

場所取り・駐車場など

場所取りについては当日の朝がオススメです。ブルーシートと適当な重しを持参し確保します。コンクリート製の階段状となっていますので杭など打ち込むことは出来ません。

場所取りについて

早朝の場所取りについては下記マップの道路より河川敷に行く事ができます。
駐禁エリアですので二人組以上で作業し一人は車に残り、移動の求めがあった場合はすぐに対応できるようにしましょう。

このエリアは夕方からは居住地のある方や関係車両以外は侵入出来ません。

観覧エリア(青)、撮影推奨位置、打上エリア(赤)

青色が観覧エリア、赤色が打上エリアです。黄色のアイコンが正面を捉えられる場所となります。

競技場の南側照明塔を正面に見ると良い

河川敷の最上段を取るようにします。身内のために前方にも場所取りしている場合は撮影中に立たれる事がないので座り姿勢で撮影することも出来ますが、前方客が立つ可能性があれば立ち姿勢で撮影します。

駐車場について

無料臨時駐車場は弁天大橋下流左岸(右岸)河川敷となります。
16時より駐車可能です。会場に近い左岸側から埋まっていき2時間程度で埋まります。
左岸が満車になったら右岸へ誘導されます。

夕方になると駐車場に入る車で混雑するため出来るだけ早い移動をオススメします。

会場内売店・トイレなど

河川敷の会場内には売店が多数出店されています。
トイレは仮設トイレが男女別でそれぞれ10基ほど用意されていますが水道はありません。
簡易的な手洗い水が用意されていたかもしれませんが、昨今の感染症予防を考えると今後は手洗水を用意した方が良いと思われます。

撮影について

撮影準備は下記の記事を参考にして下さい。

機材・持ち物について
機材について 基本的にカメラ、レンズ、レリーズ、三脚があれば撮ることが出来ますが花火撮影に適した物がありますので、下記で...
以下の掲載画像はトリミングを行っていないので焦点距離と構図の決定にお役立て下さい。
露出についてはRAW現像で補正しているので実際の撮影画像と明るさは異なります。

構図の決め方

ワイド構成なので左右が切れること無く収めるには16mm程の広角レンズが必要です。
センター位置は照明塔の南側ですが年度によって若干移動する場合があります。
単眼鏡などで実際の筒場を確認し、大玉の筒や密集している所を探しセンターを割り出します。

NIKON D800E 2016-08-07 f/11 10sec ISO-200 17mm ND4使用

17mmで撮影しました。下端は水面を若干入れる感じにすると大玉もだいたい収まります。
客席まで入れてしまうと欠けてしまいます。

NIKON D800E 2017-08-27 f/8 8.3sec ISO-640 20mm ND4使用

この画像は現像時に露出補正を行っていません。
上記の写真のように和火が上がる場合あるので、そのような場面では感度をISO640~1200程度に上げて絞りもF8程度(NDフィルター未使用時はF11程度)に開けて撮影します。
感度設定を変更した場合は和火の撮影後に必ず設定を元に戻し、通常花火に備えるようにします。

カメラ設定について

打ち上げ数量が多い会場は次々と花火が上がり画面が明るくなってしまうので、絞り気味に撮影しておき現像で露出を補正していくやり方を推奨します。私の場合はND4フィルターを装着しF16からスタートします。
それでも特に玉が多く上がる場面ではさらに絞り、単発など打上数が少ない場面では絞りを開けて撮影します。

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