機材・持ち物について

機材について

基本的にカメラ、レンズ、レリーズ、三脚があれば撮ることが出来ますが花火撮影に適した物がありますので、下記で紹介します。

カメラ本体について

カメラ本体については一眼レフ/ミラーレスでリモートレリーズが使えるのであれば安価な機種でも構いません。
また花火撮影は低感度で撮影を行うので昔のモデルでもノイズが乗る事は少なく、十分に撮影が行えます。
フルサイズでもAPS-Cでも十分綺麗な撮影が出来ます。むしろセンサーサイズより花火を的確に捉えられるレンズ選びの方が重要です。

レンズについて

センター正面から撮影することを考えると大分県の多くの会場では広角レンズが必要となります。
35mm換算で16mm~のズームレンズをお勧めします。観客などを入れたい場合は魚眼レンズも必要になります。
RAW撮影をしておけば現像ソフトで魚眼レンズの歪みを補正して自然な見た目に加工することも可能です。

三脚について

数千円程度で販売されている脚の細い製品は重量のあるカメラに適していない場合があります。
花火撮影は長時間シャッターを開いているので、少しのブレでも発生すれば台無しとなってしまいます。
店頭で実物を見て脚がある程度太いしっかりとした三脚を選ぶようにします。
そのような三脚は重量が増える傾向ですが、カーボン製などを選ぶことにより軽量化が見込めます。
また三脚は長い間使うことが出来ますから良いものを選ぶ事をお勧めします。

フルサイズのカメラを使おうとするユーザーでしたら、カメラとレンズを含め重量が1kg以上となることが殆どなので太くてしっかりした物を意識して選ぶ事が必要です。
雲台はビデオ用では無く3ウエイの写真用を選びましょう。

持ち物について

撮影に必要なアクセサリー類を紹介します。カメラバッグは適当な物を用意して下さい。

  1. リモートレリーズ2本(本番・予備)
  2. ND4フィルター
  3. 予備バッテリー、メディア
  4. クリーニング用品(クロス、ブロアー等)
  5. ヘッドライト(頭にベルトで固定出来るもの)
  6. 天候に応じて機材に掛けるポリ袋、タオル類
  7. 折り畳み踏み台(商品名:セノ・ビー)←類似品で可。椅子として使う
  8. 折り畳みカート(駐車場から会場まで長距離歩く場合)
  9. 虫除けスプレー/虫刺され薬。共に携帯用がお勧め
  10. 必要であれば食料品や飲料水など

レリーズは安い互換品をいくつか買って準備していました。
ロックが動作しないようにマスキングテープで固定しておきます。

テープでロックが動作しないように固定

最近の花火は明るい物が多いのでND4フィルターで対応します。
ノーブランドの安物フィルターは色味が変化するので信頼できる物を選んで下さい。

赤色LEDが使える物は撮影中に点灯しても迷惑になりづらい

ヘッドライトは両手が空くので撮影後の片付けにとても便利です。赤色LEDを搭載した物は撮影中に点灯させて探しものをするのに迷惑にならず重宝しました。

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